3度目の正直となるか!?
今回で3度目の挑戦となるのですが、さすがに今回到着出来なかったら諦めよう・・・という雰囲気になっていたのですが、なにがなんでも今回は到着しなければならない!との意気込みで、前回骨折してしまったオイドンさんと念蜜な計画を企てます。
計画の内容はというと・・
1、乾季で雨が降らず路面の良い時にしよう
2、時間的制限があるから、ピローク村に寄らずそのままソムサックへ
3、大型バイクは無理っぽいからオフ車で行こう(オイドンさんはこの為だけにレンタルした)
と、大体こんな感じで3月初旬に決行したのでございました。(乾季じゃなく猛暑でしたが・・)

朝7時頃、バンコクを出発したのですが、いつも乗ってるタイガーとは比べ物にならない速さで(遅い)、到着したころには既にヘロヘロです(;^ω^)
オフ車は長距離を速く走るように出来てないですもんね・・
そんな事をすっかり忘れていていつもの感覚で出発してしまい、常にアクセル全開!それでも車に抜かれていく~という走りで、なんとか370kmほど走りソムサックの入口に到着いたしました。

いよいよ最後のチャレンジが始まる!
ここまで来たからには、絶対にケーキを食べるぞ~!(^^)/
もうね~、オフ車だと超楽ちん~!
1回目で到達、2回目で未到達だった、中間地点にあっという間についてしまいます。ここまでの道は、記憶に残っていたのでなんとなく、オフ車だったら行けるだろな~とは思ってましたがここまで楽勝で来れるとは・・・。オフ車素敵です!


ちょうどこの中間地点には、ソムサックの案内看板があり左に行けば美味しいケーキが食べられるよーと、暖かく歓迎してくれているように見えてきました。
ちなみに、右へ曲がってしまうとミャンマー国境線上を走る道に出る事が出来ます。そちら周りでも奥でソムサックに繋がっているらしいのですが、地元の人でも「あっちは行けないよ・・」というような状態らしいので、今回は見逃してやります!(どっちがだ・・?)

意外と楽に来れたので、楽勝でケーキかな~♡なんて甘い事を考えながら後半戦へと進みます。。。
が・・・・・。

更に道が悪くなっていくではありませんか~(泣)

聞いてないよ~!と、心の中で叫びながら進んでいくしかありません
進めば進むほどジャングル化してくのですが、この先にあると判っていなければ。もしくは、地図が無かったら。絶対に入っていく気にはならない道です!
それでも上下左右に揺られながらしばらく走っていくと人が現れました! まさか、こんな山奥に人が歩いているとは思わず、最初は熊か!と思い焦りましたが・・(笑)

じつは、人が出てきたということはゴールが近いという事だったようで

普段コケることの多いFJですが、珍しい事に無コケで到着する事が出来ました!!


この日は、日曜日で旅行客はすでに帰ってしまったらしくゲストハウスにはオーストラリア人のおばあちゃんと従業員のタイ人の女の子が2人ほどでまったりと迎え入れてくれました(^^♪



目的の1つはクリアしたので、次は主目的だった噂の美味しいケーキです!
が・・・・・・
今日は日曜日で、お客さんが来る事も無く・・・・
ケーキ作ってないのよね~
だってさ~(泣
とやっとオチが付いたついたのですが、これだけでは終わりませんでした。。。
お茶と水をお菓子を無料でご馳走になり(哀れに思ったんだろうな・・・)
サクッと帰る事にしたのですが、来た道を戻らなければなりません。
来た道・・?
そうです、さっき苦労してやっと降りてきたガレた道を登って行かなきゃ帰れない!
実は、下りは割と得意なFJですが登りが滅法弱いんです。。。
おばあちゃんに頼んで、トラックの荷台にバイク積んで送ってもらおうとまで考えたのですが、そこはオイドンさんが許してくれず気合を入れて嫌々ながら行くことになりました。
そして案の定・・・




ごく1部にコンクリートの道路の跡形みたいのが残ってる訳ですよ
そこが結構な段差になっていて、乗り上げる時にミスってしまい突っ込んじゃいました~
そんなこんなのソムサックでしたが、とりあえず目的の半分は達成です!
この日の予定では、このあとピローク村で1泊してからバンコクへ戻るはずでしたが、ピローク村へ移動し休憩していると、なにを思ったのかオイドンさん。

このままバンコクへ帰りましょうよ~

いまなんて言いました??

と、こんな疲れた顔しながら帰ると言い張ります。
往復740KM、+ソムサック攻略3時間しかもCRF250L・・・。
変態です。
そこまで言うなら帰りましょうか!と、乗ってしまうFJも変態な気もしますが・・・

タンクの小さいオフ車はこまめな給油が必要ですが、ピローク村には一般的なスタンドはなくペットボトルのスタンドです。普段なら得体のしれないガソリンが入れないのですが仕方がない。
帰り道もきつかったな~。いつまで走ってもまったく距離の減って行かないナビ見ながら暗い道を走るのは精神的に良くなく、また途中の街で1泊して帰ろうかなぁ・・・なんて考えながら自宅へ向かいました。
そんな珍道中の動画がありますので宜しければ観てやってください。
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[…] 後半へ続く・・・・ […]